1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」、通称「花の万博」から35年ぶりに大阪で三度目の万国博覧会を行うことが大阪府議会にて議論されているそうです。

実現すれば1970年の「万国博覧会」から始まって「沖縄海洋博」「つくば万博」「花の万博」「愛・地球博」に次ぐ通算六度目の万博開催となります。

今回はこの2025年開催に向けて話が進んでいる大阪万博について、現在決まっている内容や候補地などの情報を調べてみました。

開催候補地は？

開催候補地は、現在「万博記念公園と彩都エリア」「服部緑地」「舞洲」「花博記念公園　鶴見緑地」「大泉緑地」「りんくうタウン」の六ヶ所が候補に上がっているそうです。

万博記念公園と花博記念公園は開催のノウハウがありますが、新しい博覧会ってことと環境への配慮なんかも考えますと、そもそも新しくできた土地の舞洲あたりで行うのがいいのかなという気がいたします。

私、個人的には「大泉緑地」なら近くて何度でも遊びに行けるのですが・・・。

現在決まっている内容は？

これだけニュースになっているので何か具体的な案でも決まっているのかな、と思ったんですが残念ながら今のところどのようなテーマを持った万博になるのかまったく話は出てませんでした。

これからいろいろ情報が出てくるものと思われますが、どうも大阪の経済界では8割近くが今のところ乗り気でない様子で向かい風はキツそうですね。

ただ、昔の話でいいますと1970年の大阪万博の時も開催前は一部の人を除いて誰もあんなに大成功するなんて思わなかったそうです。

あの経営の神様と言われた松下幸之助氏でさえ自社のパビリオンを出展していたにもかかわらず、万博実行委員会理事長への打診があったのを断ったらしいですよ。

ちなみに松下幸之助氏は通天閣の広告も断ったらしくてあそこに輝く日立のネオンサインを見るたびに苦虫を噛み潰していたらしいですね。

あんなに先見の明をお持ちの方でも成功を読めなかった訳なので、何事もやってみないことには分からないってことですね。

私もまだ生まれてなかったのでその辺のことはよく知りませんが、結果的に万博はアポロ11号が持ち帰った「月の石」のおかげで大成功となりました。

万博2025に関して新しい情報が出てきましたら記事を追加していきたいと思います。

余談ですがワタクシ、大の万博好きなので、この記事を書くにあたってそれをお伝えするために「つくば博’85」のマスコットキャラクター「コスモ星丸くん」のグッズを探していたのですが残念ながらどこに行ったのか見つかりませんでした。

そのかわり、もっとレアな物を見つけてしまいました。

それがこちらです。

つくば博へ行った方なら覚えていらっしゃいますでしょうか。

こちらは「ダイエー館」の入場者に記念に配られたオルゴール付キーホルダーです。

光に反応して中のオルゴールといいますか電子音が鳴るんですが、お子ちゃまには理解し難い「ある愛の詩」って曲が入っていたんですね。

久々に(おそらく30年ぶり)おもちゃ箱から出したら奇跡的に電池が残ってたみたいで微かに音がなりました。

2016/5/23新情報追記：上記で紹介した６ヶ所に加えて、万博の候補地に新たに夢洲（東京の方は「ゆめす」って読んでしまいそうですが「ゆめしま」と読みます）が加わりました。

なんで舞洲があるのに夢洲が今まで入ってなかったのかな・・・。

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